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さんの書評2020/01/24

情報が古いものの多数のWeb APIの利用手順を掲載

# 書評☆3: Web API マッシュアップブック | 情報が古いものの多数のWeb APIの利用手順を掲載

## 概要
- 書名: Web API マッシュアップブック
- 副題:
- 著者: 関 正秀 and 加藤 貴之 and まえだ ひさこ
- 出版日: 2006-10-31
- 読了日: 2020-01-24 Fri
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/01/28/

## 評価
Web APIについて勉強していて読んだ1冊だ。

当時の既存Web APIとその利用手順を多数紹介し,それらを組み合わせたマッシュアップサイトの作成方法を解説している。

扱っているWeb APIは以下の7種類程度と数が多い。

1. Amazon Webサービス
2. Google AJAX Search API
3. Google Maps API
4. Yahoo! JAPN Webサービス
5. Flickr API
6. YouTube API
7. はてなウェブサービス

簡単なアクセス方法とパラメーターの説明をそれぞれに対して行っている。サンプルコードはJavaScript, PHP, Perlを使っている。

第1章でWeb APIについて簡単に説明しているが,HTTPについての基礎を前提にしていた。RESTについても簡単にしか説明しておらず,別で知っておく必要がある。

また,最後の第4章では集大成として,紀行ブラウザを作成するのだが,これが少々難易度が高い。地図とブログを連動させるようなものなのだが,GISを使うということで,緯度経度の情報が必要であり,単純にシステムが少々複雑すぎて,自分には理解できなかった。

Web中級者に入るところの人が読むと役に立つかもしれない。

ただし,致命的なのは出版が2006年と15年も前であり,使われているAPIや情報が古くなりすぎてしまっているところだ。さすがにそれだけ経てば,紹介されているWeb APIも更新されていて,現在の内容が通用しないだろう。

現在はデータ受け渡しにはJSONが主流だが,当時はXMLが主流であり,その前提で解説がある。現在の内容で更新されていたら評価が位置段階上がっていた。

## 結論
多数のWeb APIの利用手順と,それらを組み合わせたマッシュアップサイトの作り方まで解説していた。

HTTPやREST,プログラミング言語の基礎を前提としており,Web技術者2年目くらいに読むと役に立ちそうだった。

致命的なのは,情報が2006年と古すぎるのが残念だ。最新の情報だったら評価が1段階上がっていた。

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さんの書評2020/01/20

Web APIの利用と開発の特集は取っ掛かりに悪くない

# 書評☆3: Software Design 2018年3月号 | Web APIの利用と開発の特集は取っ掛かりに悪くない

## 概要
- 書名: Software Design 2018年3月号
- 副題:
- 著者: 技術評論社
- 出版日: 2018-03-18
- 読了日: 2020-01-19 Sun
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/01/21/

## 評価
Web APIについて勉強しており,今号はWeb APIの特集があったため興味を持って読んだ。他にはKubernetesやGPUサーバーでのディープラーニング,ARKitとUnityで作るiPhone ARアプリ集中特講などが掲載されていた。

肝心のWeb APIの特集はp. 18-62の約40ページに渡り掲載されている。以下の4章構成になっていた。

1. GitHub APIの使用
2. 暗号通貨APIの開発
3. TwilioのAPIの使用
4. エンタープライズでのAPI利用例

肝心の内容だが,1のGitHub APIを活用したもののみ自分の知識で理解できた。残りは少々レベルが高くてあまり理解できなかった。

残念だったのは3のTwilioを使った記事だ。そもそもTwilioが有料のAPIであり,トライアル期間があったとしても使うハードルが少々高い。著者の宣伝を兼ねていると思うが,こうした読者に不利な例を出さないでほしいと感じた。

1のGitHub APIの記事はWebブラウザーで選択文字列をGistに保存するブックマークレットの開発を通してAPIになれるという内容だった。JavaScriptを使ったもので,ブックマークレットにするとブラウザーの拡張機能の用に使えるのでいいなと思った。

APIを使う上で調査が必要な内容,利用の手順などが書いてあり勉強になった。

## 引用
1のGitHub APIを使ったサンプルコードが[JSFiddle](https://jsfiddle.net/87bpj2ow/)で公開されている。この他,最後のブックマークレットに変換するサービスとして「[WDF - Software: ブックマークレット作成スクリプト](https://www.eonet.ne.jp/~wdf/software/bookmarklet_creator.html)」が紹介されていた。

## 結論
Web API特集を目当てに読んだ号だった。

肝心の特集は少々自分には難易度が高い内容が多く,最初の章だけ参考になりそうだった。しかし,この部分だけでもAPI利用時の流れや実際の使用例が解説されており,勉強になった。

Web APIの利用を学ぶ本はなかなかないので,少しずつ学んでいきたい。

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さんの書評2019/12/09

酒を飲む事しか楽しみの無い主人公、大林篤彦、役所の権力争いに巻き込まれて?

酒を飲む事しか楽しみの無い主人公、大林篤彦、役所の権力争いに巻き込まれて利用される。
汚職、賄賂の応酬に知らない間に巻き込まれる様を、軽妙な文章で読みやすい。
お金、飲食、美人のママと建設業界の賄賂合戦に巻き込まれる主人公。
そのスナックの美人ママ、亜佐美に恋心を持つ篤彦は、温泉旅行付きのゴルフに誘われる。
始めて覚えたゴルフ、学生時代は野球部で体育会系。
自分は動いている球を打っていたのに、止っている球に悪戦苦闘、またそのゴルフを他の建設業者に利用される。
唯一誰にも負けない事は酒を飲む事で、風呂に入ると直ぐに酔いが覚めてしまう体質だ。
地元の駅前再開発事業と区画整理事業を巡る市長派と助役派の戦いは、篤彦の家庭もその渦に巻き込んでしまう。
痛快傑作小説、読み終わった時爽やかな余韻が残る作品でした。
二転三転のストーリー展開は面白さ倍増、一気に読み終わるまで時間を忘れました。
日常に起りそうな身近な出来事を、コミカルに表現された作品でした。

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さんの書評2019/12/02

人情料理ばなし

わん屋2巻目。3巻目かと思ったらまだ2巻目でした。子供が生まれたからかな?人情たっぷり、料理たっぷりです。江戸のお雑煮、巌玉子、寒鰤の照り焼き、鯛のあら煮、円天うどん、穴子の二種揚げ、中津川芋の芋田楽、鯛皮と三河島菜の胡麻和え、筍ご飯と山菜のちらし、田螺の木の芽和え、海老のうま煮、稲荷寿司、太巻き、韮入り玉子雑炊、炒めご飯、曼荼羅揚げ、かき揚げ丼、茄子焼、穴子と海老の二身焼き、穴子と炒り玉子の餡かけと手間暇かけたお料理が並びます。中でも今回は揚げ物に胃袋を掴まれました。特に野菜のかき揚げ。もう美味しそうで堪りません。真造さんの妹とおみねさんの弟が結婚すると親戚が増えない気もしますが、昔はは多かったんでしょうかね。あまりにも身内過ぎてびっくりポンでした。おみねさんの実家の三峰大権現の宿坊料理をもっと詳しく読んでみたいと思います。文佐さんの修業前と修業後のヴァリエーションの広がりをスピンオフで書いてもらいたいと思います。

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さんの書評2019/12/02

江戸時代にタイムスリップしてみたい。

5巻目。なかなか進展しないお妙さんと忠次郎にもやっと進展が!?もどかしい。早く次巻でないでしょうか。さて、お料理は巻を進むごとに腕が上がっています。蕪と山芋の粥、塩鰯、蕗の葉の佃煮、分葱の酢味噌和え、筍尽くし(豆腐と筍のうま煮、木の芽味噌の三種和え、丸汁、筍羮、目張と筍の煮付け、筍ご飯、)、独活の醤油漬け、蕪の海老そぼろあんかけ、小松菜のすり流し、蓴菜の茶碗蒸し、蓬餅、醤油と鰹節の焼きおにぎり、隠元の胡麻和え、白瓜の浅漬け、白瓜の冷汁、蔓紫と小海老のかき揚げ、小茄子の蓼漬け、鰯の煮鱠、雷干しの三杯酢和え、蛸の湯引き、新生姜飯、翡翠茄子、炒り豆の紅生姜揚げ、水晶豆腐のすまし汁、鰻のちらし寿司、南瓜の胡麻味噌和え、人参と京菜の白あえ、かすてら玉子、無花果の田楽、蓮餅の餡掛け、常節のうま煮、高野豆腐の卵とじ、小松菜の浸し物、葉唐辛子の佃煮、秋刀魚のつくね鍋。肴してもご飯としても最高です。只次郎もご隠居衆も旨そうに飲むんです。江戸時代にタイムスリップしてみたい。

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さんの書評2019/11/29

文系人間には難しかった統計学の本

まず、この本はPythonの本ではなく、金融工学の本である。確率論や統計学の実践的な教科書である。私にはこの本を理解するための数学の素養が足りず、半分も理解することができなかった。
理解できた範囲の感想としては、まず、これほど簡単に金融のマーケットデータをネット経由で無料で利用できることに驚いた。そして、この本で語られる確率や統計を駆使した世界は、高度な数学を駆使している点で、一般的なテクニカル分析とは一線を画するものであるが、それでもやはりテクニカル分析の範疇にあるように思えた。このようなマーケットの捉え方で儲けを出すHFT業者もいるのかもしれないが、個人的には証券市場をもっと有機的な人の血の通ったものとして捉えたい。結局、つくづく自分は文系人間なのだということかもしれない。
なお、序盤の環境構築の章で使われる、easy_install(ez_setup.py)は、2019年現在、pipというツールに置き換わっているので読まれる方はご注意を。

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さんの書評2019/11/23

心ある人に読んで欲しい中国ウイグル族の古典

 トルコ政治学・文学を学ぶ者には必須の11世紀に書かれトルコ系民族最古の文学といえる。『幸福の智恵』の中身は「物語」であり、「哲学」であり、「政治学」であり、「処世術」であり、「宗教学」であり、どのようなジャンルに入れるべき作品か分類は困難である。しかし、全文を読み通せば作者の世界がわかってくるという不思議な文学である。
 主人公は、正義の化身である「日の出王」、幸運の化身である「満月」、智恵と知識の化身である「絶賛」、終末の化身である「覚醒」、この四人が交互に対話し、ある時はおだやかに、ある時は激しく論争しながら物語はすすむ。文学の形式も他に類をみないユニークなものだが、書かれている内容は幾層にも伏線をめぐらされ、読者を飽きさせない。1000年前の中央アジアにこのような作品があったこと自体が奇跡といってもよいだろう。11世紀前後の同時代に書かれた世界の代表的民族文学(例えばローランの歌・ニーベルンゲンの歌・イーゴリ戦記・エルシードの歌など)と比べても明らかに一頭群を抜いている。
 後世にセルジュクトルコ・ティムール・オスマントルコと世界史を揺るがす帝国を次々と生み出すトルコ系イスラム国家の先駆けのカラ・ハーン朝の大侍従であったユースフ・ハース・ハージブが書いた6645句の長詩だが、この書物の裏に読める作者の心情は痛切である。
 カラ・ハーン朝は建国したが、アラブ・ペルシアの先進文化は、トルコ人の価値をいまだ低いままにしている。ユースフは、自らの民族の誇りをかけて公用語のアラビア語・ペルシア語をさけて、トルコの言葉でこの長詩をつづった。

     6616、わたしは両手をのばして知識を求めた、
        真珠の首飾りのように言葉をつないで詩を詠んだ。
     6617、 私にはテュルクの言葉が野生のカモシカのように見えた、
         私は彼女を優しく捕まえ、私にひき寄せた。
     6618、 私は彼女を愛撫し、彼女もすぐに私に心を傾けた、
         ただ、時々、彼女は私から離れ、怖れおびえた。
     6619、私がちょうど彼女を捕まえたように、私は彼女の後を追った、
        すると麝香の香りがどんどん漂ってきた。

いま中国新疆でウイグル族が受難の日々をおくっている。かれ等が自らのアイデンティティーのシンボルのようにあがめる古典であるが、本邦では知られることが少ない。

     6565、立とう、行こう、この世を歩きまわろう、
        もし誠実な人がいるのなら、この世でさがそう。
     6566、だが、そのような善人は稀になった、どこでさがすべきか、
        さがそう、さがして見つけるべきなら会えるまでさがそう。
     6567、他の願いはすべてかなえたが、善人だけは見つからない、
        まことの人間に会えればわたしの心も満足できよう。
     6568、信義はなくなり、裏切りは世に満ちる、
        信義を持つ者があれば、少しわたしに分けてくれないか。
     6569、もし正直で寛大な人間を見つけたなら、
        わたしは彼を肩に担ぎ、頭の上に掲げるだろう。
     6570、もし信義ある者を見つけられないなら、
        わたしは野生のヤギといっしょに住んだ方がよい。
     6571、わたしは草の根で飢えをしのぎ、雨水で渇きを癒す、
        砂を布団にし、麻袋を衣とする。
     6572、獣のように原野を走りまわり、
        人びとから離れ、世界から消え失せる。
     6573、そうでなければ、この世を捨てて、
        川のように流れ、風のように舞い去る。

 作者ユースフ・ハース・ハージブの墓標は中国新疆のカシュガルにある。そこでは、作者の子孫、ウイグル族の習慣と言葉が無残に奪われようとしている。1000年前の作者が、1000年後の子孫の受難を知るよしべはない。しかし、民族の母語の美しさと誇りをはじめて世に示した作者ユースフ・ハース・ハージブの慟哭は、いま21世紀の我われに子孫の苦しみを訴えているように切ない。心ある人に一読をすすめる。

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さんの書評2019/11/18

人情料理ばなし

わん屋2巻目。3巻目かと思ったらまだ2巻目でした。子供が生まれたからかな?人情たっぷり、料理たっぷりです。江戸のお雑煮、巌玉子、寒鰤の照り焼き、鯛のあら煮、円天うどん、穴子の二種揚げ、中津川芋の芋田楽、鯛皮と三河島菜の胡麻和え、筍ご飯と山菜のちらし、田螺の木の芽和え、海老のうま煮、稲荷寿司、太巻き、韮入り玉子雑炊、炒めご飯、曼荼羅揚げ、かき揚げ丼、茄子焼、穴子と海老の二身焼き、穴子と炒り玉子の餡かけと手間暇かけたお料理が並びます。中でも今回は揚げ物に胃袋を掴まれました。特に野菜のかき揚げ。もう美味しそうで堪りません。真造さんの妹とおみねさんの弟が結婚すると親戚が増えない気もしますが、昔はは多かったんでしょうかね。あまりにも身内過ぎてびっくりポンでした。おみねさんの実家の三峰大権現の宿坊料理をもっと詳しく読んでみたいと思います。文佐さんの修業前と修業後のヴァリエーションの広がりをスピンオフで書いてもらいたいと思います。

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さんの書評2019/11/13

いよいよ最終巻です。

いよいよ最終巻です。間が少し空いたので、詳細を思い出すのに時間がかかりましたが面白かったし嬉しくなりました。なんだか続きが気になりますが、一旦ここで終わるのもいいかなとも思います。前半葵ちゃんの料理が少なくて大旦那さんを助けるお話がメインですが、後半はたっぷりと登場して安心しました。小倉クリームの生どら焼き、栗蒸し羊羹、お弁当(梅風味の豚ロースの生姜焼き、葱入り卵焼き、小松菜のお浸し)、菜の花と卵のカリカリベーコンサラダ、春キャベツのポタージュ、ハヤシライス、天神地獄蒸しプリン、和風オムレツ、牛蒡天と新玉と春菊のかき揚げうどん、いちごスイーツビュッフェ、きつねうどん、金と銀の生どら焼き等々。スイーツ系が多かったかな。お涼と暁の朝食はいつも美味しそうですが、今回も外れず美味しそうなうどんです。銀次さんはやっぱりきつねうどんなんだなあ。ハヤシライスの描写が美味しそうで美味しそうで、今週末はハヤシライスだ!ときめました。たっぷり玉ねぎを入れて作ろうと思います。カリカリベーコンのサラダもいいですよね。あるになったら、新キャベツのポタージュ作ってみよう。

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さんの書評2019/08/22

8bitPC時代のFORTH入門書+Thinking Forth

蔵書検索すると大学部の工学部には時々蔵書しているようです。この本を手に取るのはそんな工学部系の学生さんぐらいでしょうからここにコメントしておきます。

IBM PC(8bit)とかTRS 80(8bit)とかが現役だったころのFORTH入門書です。主に文法面・機構面をサポートした本です。この本を読めばForthの基本的な使い方が分かります。制御構造も好きに自分で追加できるForthですのでその辺りの説明もちゃんと入っています。スクリーンとかは当時のスタンドアロンFORTH(PC+フロッピーディスク)の話なのでさらっと忘れてしまって構いません。名前の先頭4文字だけ有効とかもメモリがえらく厳しかったころの産物ですので気にしないでいいです。
現在に至るも著作権放棄・フリーにはなっていません。Forth.inc社のページに行けば英語版の1版がダウンロードできます。オンライン版の方はForth.inc社の現行のForthでも動くように掲載ソースコードに修正が加えられた改変版です。

なお、この本と対になると言われながら長いこと訳されていなかったThinking Forthを適当訳しました。この本と併せて(当時の)Forth流を知るのに参考になれば、と思います。github、kuma35, thinking-forth-translateで辿ってね。
こちらの原文pdfなどはosdnあたりでググるとでてきます。翻訳プロジェクトがでてきますがたぶん稼働してません。

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