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さんの書評2013/11/153いいね!

日本の木綿を受け継ぐ人々

服と小物の型紙が掲載されていますが、日本で木綿を作っている工房の案内のほうがメインかも。服はシンプルな物が多く、サイズ展開はあるものの洗って調節する部分が多く、シルエットはゆったりめ。縫う部分もそれほど多くなく、季節を問わず着られるものも多いです。綿だけでなく、ウールえ作ってもいいかもしれない。 かつて興隆を極めた各地の木綿生産地の情報と現在の状況の記事が非常に面白く、なるほど日本で手で布を作るのは大変なことなのだなぁ、と改めて実感するばかり。どこも購入方法が記載されているのが嬉しいが、値段は確かにそう簡単に手を出せるものではないですね。 昔の人にとって、新品の着物が持つ意味は、今の自分たちの考える晴着の数倍もしたのだろう、ということが想像できます。反物で数万円出すってことは仕立てればその倍、綿の普段着ですらその値段というのは、江戸や明治の頃の着物の価値というのはそういうものだったということですよね。そりゃ最後まで丁寧に使い倒しますわ…。 子供の頃、安い布を買ってきて自分で仕立てるほうが安かった…と明治生まれ祖母がよく話していましたことを思い出しました。服を作るのはちょっとハードル高いかもしれないですが、一度くらいは日本の綿でワンピースとか作ってみたいなぁ…。 自作服は結局自分のための丈やデザインや生地で作るので、既製服より長く着られますから結局はお得なんだな、と数枚服を作ってみてそう思っています。

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